コンピュータも予防:ウイルスの脅威

人間にもウイルスが脅威であるようにコンピュータにとってもウイルスは脅威です。
 
 


コロナによって未曾有のウイルス感染の危機にさらされている人類ですが、コンピュータウイルスも同様に複雑化・凶悪化しています。
ウイルス対策について、私達は何を実施しているでしょうか?
手洗いをしたりマスクをしたり、こまめな消毒をしたり様々な対策をします。
これらの対策はなぜできるのでしょうか?
理由はウイルスによってどうなるかわかっているからです。
多かれ少なかれ、私達は病気になった経験があります。
少なくとも周囲の人から聞いたりする機会があると思います。
そして、同時に何をしたらいいのかという情報をさまざまな機会で見聞きすると思います。
その結果、私達はウイルス予防をすることができます。

 
しかし、コンピュータウイルスはどうでしょうか?
「コンピュータウイルスに感染するとどうなるのでしょうか?」
ものにもよりますが、端末が使えなくなったり、不正な動きをさせたり、情報を漏洩させることができるものがあります。
一例ですが、ランサムウェアと言われるものは、端末をロックして身代金を要求するものもあります。
身代金を払うことでロックを解除すると記載がありますが、実態は払ったとしてもロック解除はされず、感染した時点でその端末は利用できなくなります。
 

また、1台の端末が感染することで、クリニックにあるコンピュータが全面的に利用できなくなるタイプのウイルスもあります。
当然その日の問診や医療はできなくなりますし、しばらく続く可能性もあります。
これらの事態を起こさないためにも、人間と同じくコンピュータにも予防が必要になります。
そして、その予防の第一歩はまずウイルスを知ることです。
コンピュータウイルスの種類や感染後の症状、感染ルート、感染時の対策などを知ることで対策ができるようになります。
不審なメールは開かない、怪しいサイトにはアクセスしないなど基本的なことではありますが、コンピュータウイルスについても医療機関で働く一人ひとりの適切な予防の行動をとることでリスクを少なくすることもできます。
コンピュータウイルスに関する知識の習得を目的に、種類や対策などについて情報発信をしていきたいと思います。

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